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韓国の商売人

ご好評にお応えして「私の韓国事件簿」第二弾。

韓国は歴史的・伝統的に商人を差別・蔑視する文化がある。
なので、かの地には「老舗」というものがない。
個人商店で10年もやれば長続きしている方だろう。

韓国人にとって商売はたんなる金儲けの手段であり、サービスをよくしようだとか、
己の技術を向上させようということは重要ではない。
これは儲からない、と分かればすぐに別の業種に鞍替えするのが常。
日本では当たり前の「お客様に頭を下げる」というスタイルも、
1980年代にロッテ百貨店がオープンした際日本の方式を導入したもので、もともとこんなことはやらない。

以上を踏まえて。

これも留学していた頃の話。
私の先輩(同じ語学校に留学した)が、ある靴屋でハイヒールを買った。
名門女子大の校門前にある、わりとお洒落な構えの店だ。
が。それは買って二日後に、かかとの部分から内側に釘が飛び出てくるという代物だった。
先輩は来韓まもない頃であまり韓国語ができないので、
文句を言いに行きたいから一緒に行ってくれ、と頼まれ行った。

その店に入った。30前後と思われる男の店員が3人。
「この靴、この店で2日前に買ったばかりなのに釘が出てきてるよ。新しいのに交換してよ」と私。
店員はとんでもない、とでも言いたげな顔つきで「大丈夫だよ、貸してみな!」と言って靴を手から取り上げた。
そして目の前で、飛び出た釘をガンガン思いっきり金槌で叩き始めた。
お客の前で「修理する」という誠意を見せてくれたのだ。

呆気にとられる私たち。
そしてしばらくして「ほら、もう大丈夫! 履けるよ!」と、とっても清々しい顔で言うのだ。
私は「ちょっとさ、すみませんとか一言ないの? 新しいのに交換してよ!」と怒鳴ったが、
「なんでだよ、問題ないって!」とまた金槌で釘を叩き始めた。

他の二人もへらへらしながら一部始終を見物している。
横にいる先輩の表情が強張って引きつっていた。
もうだめだ。悔しくて目に涙が滲んできていた。
「こんな店で二度と買うか!」と捨て台詞を言って店を出た。
ついに「申し訳ありませんでした」の言葉を彼から聞くことはなかった。

韓国人を動機付ける要素として「自尊心」がある。
彼らは「自尊心」を傷つけられることが我慢ならない。
そしてそこには職業上の立場や公の立場などは介入してこない。
100%私情、個人的な感情のみ。
「大したことないやつ、みっともない人間だと思われたくない」ので言い訳と誤魔化しに全力を尽くす。
「不良品を売った人間だと思われたくない(実際売ってるけど)」から、
精一杯彼なりの誠意を客に見せてくれたのである。

このように、顧客に不快な思いをさせてしまった事態に「自尊心」は介入しない。
自分の非を認めて詫びる方がずっと尊敬されうる行為なのに、韓国人はそうは考えない。
嘘や偽りを以ってしてまでも、己を低く見せる姿を回避したいのである。

韓国人には、近江商人のような「商道」など理解できないであろう。
日本では何も買わずに見るだけで店を冷やかすことがよくあるけど、これを韓国でやるとどうなるか。
「何も買わないなら出てけ!」「あぁ、胸くそ悪いよまったく」

などなど、罵詈雑言を浴びせられることがたまにあるのだ。

これ、まだ10年チョット前の話。
ヨン様に浮かれて韓国に憧れてるそこのあなた、冬ソナは虚構だけど、上の話は現実だよ。

こんな人たちが「わが国はもうすぐ先進国に!」と言うから笑止千万なのだ。
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by yeppun_i | 2005-02-17 21:49 | koreaなこと