ふう。やっとエントリする時間ができた。
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このあいだの土日に、金沢~能登と周るバスツアーへ参加した。
連れはよくここに登場するMさん。
朝の7時45分に新宿を出て、帰りは次の日の夜8時半という強行軍。
東京から金沢へは片道7時間だって!
ツアーが始まっていきなり、キャイ~ンのアマノッチに似た添乗員くんが、
「道が渋滞しますので、兼六園が開いている時間に到着できない可能性が高い」
みたいなことを言う。いや、可能性が高いというよりほぼ決定しているかのような言いっぷり。
え~、これ、
「金沢そぞろ歩き」ってツアー銘打っているけど、軽く詐欺?
お客が韓国人だったらファビョって暴れ出すかもしれん、と思った。
悪いことに、関越は事故渋滞して、そのうえ三芳パーキングも大混雑。
バスがそこを出発して本線に入るまで35分もかかってしまった。
やっとツアーで見学するポイントについたのが午後3時過ぎ(笑
時間かかり過ぎだろ。
小松市にある「安宅関」。ここでは義経よりも荒れ狂う日本海を見ながら思いを馳せる。
金沢市内に入ったのが午後5時。
うわ~い、真っ暗だ!
「兼六園と武家屋敷はすでに閉まっています」
分かってるよ!
本来なら散策ポイントであるはずの兼六園と、武家屋敷、そしてひがし茶屋街で参加者を降ろして、
またしばらくしてバスがピックアップすることになっていたらしいのだけど、
こんなに暗くちゃ何もできない。
私たちはひがし茶屋街で降りて、他の人たちはほぼ全員ホテルへ直行。
いったい何しに来たんだか?
降りた茶屋街も真っ暗で何だか分からず。
暗闇からどやどやと韓国語が聞こえてきて、思わず二人とも反応してしまう悲しい性。
せっかくの粋な趣の茶屋街も真っ暗暗で何だか分からなかった。
さて、この日私とMさんは夕食にお寿司を食べるか加賀会席を食べるかでもめていた。
私:「会席なんてお腹いっぱいにならないからヤダ」
M:「寿司なんて東京でも食べられる」
両者譲らず、大モメ。
そうこうするうちにお茶するために喫茶店に入った。
お店の奥さんと、金沢弁丸出しのおばあちゃんに「果たしてどちらを食べるのがお勧めですか?」と尋ねた。
すると、どちらも楽しめる寿司割烹のお店を紹介してくれた。
(つづく)